1万円の予算で都内から1日で行ける日帰り旅を紹介する、略して「1万円旅」。第2弾となる今回は、「湘南できれいになる春旅」をテーマに、二宮と大磯を旅してきました。
※1万円のルールなどはこちらをご参照下さい。
前回よりも早い、午前7時。今回の旅のスタートは、JRの品川駅です。
残念ながらオトクな切符などはないので、普通にsuicaで入場。ただ、suicaなどの交通系電子マネーを使うコトが、後々とても重要になってきます…。
東海道線の小田原方面行きは12番ホーム。
土曜日の朝だというのに、結構な混雑でした…。
1時間少々で、二宮駅に到着。
ここから最初の目的地、吾妻山公園を目指します。
吾妻山の山頂には、3つのルートからアプローチできます。
1つ目は、駅から最も近い役場口。北口を出てから、役場の前を抜けて、大体徒歩5分くらいです。
2つ目は中里口。平坦な道ではありますが、駅から1.5kmほど歩いた住宅地の中にあります。
3つ目は梅沢口。線路沿いに歩いて、15分程のところにあるそうです。
駅から最も近いので今回は役場口から山頂を目指します。実は3つのルートの中で、最もハードと言われています。というか、駅からこの役場口を目指す間に、早速坂道…
既に心が折れそうになりつつ。
そして、入り口から階段のお出迎えです。
ここから約300段の階段が続いていきます。
途中、林の間から見えるキラキラの海を眺めたり…
休憩をはさんだり…
神社にご挨拶したり…
早咲きの桜を愛でたりしつつ…
到着しました~、吾妻山頂上!
ハイキング、というか、軽い登山ですね。
すっごく疲れましたが、がんばったごほうびがたくさんっ。
広場からは小田原の街並み越しの海と…
そして、満開の菜の花!
伺ったのは3月上旬でしたが、まだまだ十分見ごろでした。
そして、この菜の花の向こうに見えるのは、ソメイヨシノ。
きっとあと半月もすれば、見事な景色が見えるのだろうな…
春を告げる黄色い花と、美しい頂上からの景色に、疲れも吹き飛びました。
帰りは、中里口を利用しました。こちらは階段はないものの、舗装されていない坂道が続きます。 降りて来たのは、住宅地。再び二宮駅方面に戻りますが、途中、ステキなお店を発見!
というか、ここに立ち寄りたいがための、中里口からの下山。
伺ったのは、ブーランジェリーヤマシタさん。二宮でも随一の人気を誇るパン屋さんです。
小さな店内ですが、棚には焼きたてのパンがずらーり。
どれにしようか、迷っちゃいますが、登山疲れを癒すために、甘~いシナモンロールを選びました。
パンは、お隣にあるカフェでいただくことができます。
古い倉庫をセルフリノベーションしたという空間は、とってもイゴコチがよく、あたたかな雰囲気。
そして、色使いやさりげなく置かれた小物まで、と、に、か、くオシャレです。
ほどなくして、一緒にオーダーしたカフェオレ共々、運ばれてきました。
こちらのパンは、デンマークの有機栽培リンゴからおこした天然酵母を使っていて、よけいなものを入れないシンプルなレシピで丁寧に作られています。
噛むほどに旨味が出て来るようなパンは、お店の雰囲気にもぴったりなやさしいお味。
オーナーさんが出てきてくださったので、美味しいパンのお礼もお伝えしました。
またリピートしたくなる、ステキなティータイムを過ごすことができました。
住宅地を抜けて、再び二宮駅へ。
続いては南口から、平塚方面のバスに乗ります。
国道1号線沿いにある「国府新宿」で下車。少しだけ二宮方面に戻ると、道路沿いに立派な鳥居があります。
ここは相模國総社の六所神社の入口。
六所神社は第十代崇神天皇の頃に創建され、源頼朝や小田原北条家からも厚く信仰されたという大変由緒ある神社です。
早速参道を歩いて行くと、何やら不思議な道路が。
参道がJRの下をくぐっていくという、何ともおもしろい道になっています。ちょっとした冒険気分♪
閑静な住宅の先に、立派な御本殿が見えました。
と、その前に、とってもキュートなお出迎えが。
小鳥さんのオブジェ。かわいー。
手水屋で手を清めたら、早速お参りです。
六社神社にお祀りされているのは、櫛稲田姫命。須佐之男命の八岐大蛇退治の際、生贄にされそうになったのを助けられた縁で、須佐之男命と結婚した女神様です。
そのため、櫛稲田姫命は女性を厄から守り、良縁のご利益を授けてくれるとのこと。独身女性のたびまんメンバー、しっかりとお参りをしてきました。ご利益、ありますように! ! !
櫛稲田姫命の「櫛」にちなんで、こちらではこちらのお守りを授与していただけます。
湯津爪櫛御守り(ゆつつまぐしおまもり)。
櫛には、魔除けの効果があると言われていて、女性を禍事から守ってくれる御守りだそうです。
災難除けと縁結びのご利益に期待しつつ、今回はこの御守りを、自分へのお土産にしました。
住宅地の中にあるということから、とても静かで心の良い神社さんでした。
後半につづきます→★★★
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