【極上の0】日本最古の画廊は銀座にあった!資生堂ギャラリーで新感覚のアートに触れてきました。

【極上の0】日本最古の画廊は銀座にあった!資生堂ギャラリーで新感覚のアートに触れてきました。

無料でできる極上体験をご紹介する【極上の0】。第四弾は、またしても大人の街・銀座。中央通りと花椿通りが交差する角地にある、「資生堂パーラー本店」さんにお邪魔しました。

資生堂パーラーといえば、美味しい洋食、キラキラのスイーツですが、今回の目的地は地下1Fにある資生堂ギャラリーです。
現在コロナの影響で事前申し込みが必要ですが、ネットで簡単に予約を取ることができます。

ギャラリーの入口も、1Fのショップと同じ。店内はすっかりクリスマスでした。限定のチーズケーキなどがとっても美味しそう~♪

消毒と検温をして、奥に進みます。上りエスカレーターの前で予約のバーコードをかざすと、地下に続く階段に案内していただけます。

何だか秘密基地に向かうみたいな気分に…。

資生堂ギャラリーのオープンは、何と大正8年(1919)!戦争や震災の中断を除いて今日まで続く、日本で最古の画廊だそうです。

伺った日は新進アーティスト3名による企画展として、東京藝術大学に所属するアーティスト・藤田クレアさんの作品展が開催されていました。

入口から、斬新な展示物!


興味津々で思わず見入ってしまいます。

ギャラリー内には、「人間同士のつながりや距離、時代とともに変化していくコミュニケーションの在り方」をテーマに、銀座の地下で行われる秘密のダンスパーティーをイメージしたという作品が並んでいました。

中心となるのは、造形された細いコードを伝って水が落ちる「静かなダンス」という作品。何とも独特の世界観~。

黒いコードを伝って水が柔らかく落ちていくのが、何となく秘密の香りを感じさせます。う~ん、趣深い!

他にも、もう見るだけで「これは何!?」「おもしろい~!」と、思わず声に出してしまう作品ばかりです。

例えばこちらは、貝殻を使った作品。

色がとってもキレイ!そして、何を表しているの!?とマジマジと見てしまう。

こちらはもう1つのメイン作品。

機械の先端に取り付けれた金属が、粘度の高い液体に入って、ゆっくり上下します。

その動きでガラスの中の液体に気泡が生まれる、という作品です。一体何を表しているの?と、見る人によって感じ方が違うのも、現代アートのおもしろいところですよね~。

作品数こそ多くはないですが、1作品ずつの満足度がすごい! 少ない時間ではありましたが、大はしゃぎで鑑賞してしまいました。

藤田クレアさんの作品展は、12月20日(日)まで開催中。その後、しばらくお休みをされて、来年1月16日(土)から4月18日(日)までは、写真表現を軸に活動する女性アーティスト5組の展覧会「アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、潮田 登久子、片山 真理、春木 麻衣子、細倉 真弓、そして、あなたの視点」が開催されるそうです。

その後も展示物は定期的に変わりますので、コマメにチェックしてみてくださいね。


ちなみに当日は満席のために入れませんでしたが、2Fのティーサロンではとっても美味しいフルーツパフェなども楽しめます。

落ち着いた雰囲気で、さすがは銀座のティーサロン、という感じ。夏に伺った時には、メロンパフェをいただきました。

すばらしい完成度!そして、もちろんお味も絶品♡

無料でステキなアートを鑑賞した後は、おいしいスイーツをいただいて、心もお腹も満たしてみてください♪

【資生堂ギャラリーHP】
https://gallery.shiseido.com/jp/

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